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自律神経って?


今回は自律神経にフォーカスしたいとおもいます。

季節や天候の変化による免疫力の変化を理解して、移り変わる季節を上手に乗りこなしていきましょう♪

自律神経が働かないとイライラする?

自律神経
「自律神経失調症」という言葉をよく耳にします。

「症」とあるからには病気の一つだということはわかりますが、いったいどんな病気なのかというとなかなかうまく説明できません。

おもな症状は、次のようなものです。
息切れ、めまい、不眠、だるさ、下痢、嘔吐etc
現代人は疲れているといわれていますが、これらはそのときの症状によく似ています。

しかし、原因が明確にわからない、いわゆる「不定愁訴」ー原因不明のイライラといわれています。

自律神経は自らの意志でコントロールできない


自律神経というのは「身体のここにあるのです」と明確に指摘することはできません。

身体全体のシステムだからです。

自律神経は間脳がつかさどり、不随意筋の運動やさまざまな腺の分泌や内臓の働き等をコントロールしています。自律神経

そして、「自律」とあるように、私たちの意志ではコントロールできないという特徴があります。

心臓を動かしたり、食べたものを胃や腸で消化したりするのが代表的な働きですので、漠然としていますが、なんとなくイメージがつかめるのではないでしょうか。

自律神経は次の2種類の神経系統から成り立っています。
交感神経
副交感神経

生命活動のすべてが、交感神経と副交感神経に支配されている


交感神経と副交感神経は、それぞれ相反する方向に働きます。一言でいえば。。。
交感神経→興奮させる
副交感神経→リラックスさせる
職場等で、何かミスをおかしてドキドキしたり冷や汗がでたりする、運動で全力で動く等のときには、交感神経が働いています。

他方、リビングルームでくつろいだり、お風呂にはいってゆっくりしているとき等は、副交感神経が優位にはたらいているのです。

このように、交感神経と副交感神経のバランスは、私たちの生命活動のすべてをコントロールしているのです。自律神経シーソー

交感神経と副交感神経は、通常は拮抗関係にあり、シーソーのように相互に活発化して、身体に働きかけています。

どちらか一方が働いた後は、必ず揺り戻しが来て、もう一方の神経が働き始めることを繰り返すわけです。

このシーソーの働きがうまくいっているときは、生活にメリハリがつき、体調もいい状態がつづきます。

ところが、シーソーの働きを無視して、働き過ぎたり、リラックスしすぎたりといった生活をつづけていると、一方の神経だけが優位になり、もう一方の神経タイプに戻りにくい体質になっていきます。

こうなると、偏った側に特有の疲れが現れ、その先に病気が待っているのです。

このように、病気もまた、すべてこの2種類の神経のバランスのもとで起こったり、治ったりしているのです。

自律神経のメカニズム


交感神経が優位になると、神経伝達物質の分泌が抑制され、知覚が鈍る知覚鈍麻が起きます。

そして、心臓に働きかけて拍動を早くし、血管を収縮させて血圧をあげます。

呼吸も早く、浅くします。

こうすることで、心身共に興奮状態を作り、活発に活動しやすくするのです。

活動時には、身体に傷をつくること等も多くなるので、傷から侵入する細菌等の外敵から体を守る必要も出てきます。

そのため、交感神経が活発化すると、身体を外敵から守る「白血球」のうち、細菌等を攻撃する「顆粒球」が増えます。
交感神経副交感神経
他方、副交感神経が優位になると、神経伝達物質がより多く分泌されるため、知覚が鋭敏になり、痛みやかゆみ等を感じやすくなり、味覚や臭覚も鋭くなります。

心臓の拍動を遅くし、血管を拡張させ、呼吸を深くゆっくり安定させます。

また、食後には胃腸の働きを活発化させて消化を助ける役割も果たします。

食後はすぐ行動しにくいものですが、それは心身ともに、穏やかな休息に適した状態を作り出しているからです。

また、休息時、体内では白血球の一種の「リンパ球」が、がん等の異常細胞を攻撃して、身体を防衛、メンテナンスしています。

リンパ球は、食事によって体内に入ってくる異物から体を守る働きがあり、副交感神経は、このリンパ球を増やす働きもあります。

男性より女性の方が感覚が鋭敏で感性豊かな性格を持っている人が多いのは、そもそも男性は交感神経タイプ、女性は副交感神経タイプが多いからです。

交感神経の優位なときに、知覚が鈍くなることは、実は人間が物事に集中して活発に活動するには、合理的な状態なのです。

仕事や勉強、スポーツ等で集中しているときに、いちいち体の不調が気になっていたら行動を起こせなくなってしまいます。

そういうとき、私たちの身体は自動的に不調を感じる感覚を遮断し、全力で物事に取り組めるようになっているのです。

逆に副交感神経が優位になると、「あれ?この傷いつできたのかな?そういえば痛い。」と交感神経が優位な時に受けた身体のダメージに遅ればせながら気づくという現象が起きます。

激務明けの休日に、身体の不調が噴き出すように感じられるのはこのためです。

また、交感神経が優位の極限状態がつづいてしまうと、神経伝達物質が抑制されつづけ、知覚も思考力も鈍ったまま、身体に深いダメージを受けても、気づかすにそのまま走り続けることになります。

人の話がきけなくなり、何を言われても、受け入れて考えることができなくなるのです。
リラックスタイム
したがって、上手に「からだの声」を聴けるようになるには、副交感神経が優位になる時間を確保する必要があります。

何か月も休みなしで働いている人は、月に数日でも休むことで「そういえば腰が痛い」「手足が冷えている」「無理な生き方をしている」等と、体調をとらえる力や、自分の生活を振り返る思考力がよみがえってくるのです。



自律神経の一日のリズム


自律神経は大自然とともに変化しています。
自律神経リズム
朝から日中は、交感神経が優位になり、夕方になると今度は副交感神経が優位になります。

人間の身体は、長い人類の歴史のなかで、太陽とともに起きだし、日中に食物を摂る活動をして、太陽が沈むと寝る生活に適用しています。

自律神経も、一日の中で、太陽の動きにあわせて、新陳代謝と免疫の状態を調整しているのです。

人間の身体は、このように交互に自律神経を変化させることで、自動的に疲れを貯めないシステム、元気な状態を保つシステムを維持しています。

自律神経は天気の影響も受けます。

天気がよくなると交感神経が優位になり、天気が悪くなり曇りや雨になると副交感神経が優位になります。

正確には自律神経には気圧が影響するのです。

天気が良い状態では、気圧が高くなり、大気中の酸素の量が多くなり、血中の酸素の分圧も高くなるため、交感神経が優位になる傾向にあります。

逆に、曇りがちで天気が悪く、気圧が低い状態では、酸素が少なくなり、血中の酸素分圧が少なくなって副交感神経が優位になりがちです。

「晴耕雨読」というのは、身体のメカニズムにかなった言葉だといえます。

もともと性格が静かな人は、雨の日には気分が落ち込むこともあるでしょう。

こんなとき、自律神経のメカニズムを知っていると「ああ、今日は雨の日だから、しょんぼりしがちなんだ」と思えば必要以上に落ち込む必要はありません。

熱いシャワーをあびる等、ちょっと交感神経を刺激するような活動をすればよいのです。

逆に気性が激しい人は、晴れた日には、「今日は興奮しないようにちょっと注意しよう」と心がけ、ゆっくり深呼吸でもすればよいわけです。

また、持病がある人は、低気圧で副交感神経が優位になると知覚が過敏になるので、痛み等が出やすくなります。

その状態は「病気が悪化した」と必要以上に悲観するのではなく、「天気が悪いからこうなった」ととらえればよいのです。

自律神経の一年のリズム


自律神経には、一年を通しても季節のリズムとともに変化する一定の周期があります。

北半球では、春は気温が高まり、空気が温まるので、気圧は低くなります。
春
春は、交感神経から副交感神経へ変化する季節なのです。

花粉等身体にとっての「異物」に対して過剰に反応しやすいのもこの季節。

副交感神経が優位になり、白血球のうち免疫力をつかさどるリンパ球が増えた結果、過剰に防御反応をしてしまうのです。

ちなみに台風は低気圧の極致なので、かなり激しい副交感神経緊張の状態がつくられます。

夏も気温が上がり、気圧が低くなるので、副交感神経が優位となります。

秋は春とは逆の反応が起きます。
冬
冬は気圧が高くなるため、交感神経優位の季節になります。

気温が低いことから、それ自体が一種のストレスとなり、より交感神経が刺激されてしまいます。

その結果、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞等血管が収縮しておきる疾患にかかりやすくなるのです。

こうした気圧の変化は、健康な人にとっては、気分や体調が変わる程度ですみますが、疲れがたまっている人や病気を抱えている人にとっては、おおきなダメージとなってしまいます。

自律神経についてもっと詳しく


・ここからは、患者さんからよく聞かれる質問に回答する形で、自律神経のことをより詳しくご紹介していきます。

・コンテンツは随時更新していく予定です。

・お時間のある時にお読みいただければ幸いです。

目次


台風と頭痛の関係

台風になると頭痛になるというか方がいます。
頭痛
このようなかたは、天候が悪くなり気圧が低くなると頭痛になる傾向もあるようです。

これは、気圧と自律神経がつながっているというあかしでもあります。

というのも、気圧が低くなると自律神経のうち”副交感神経”が優位になるからです。

”副交感神経”は、簡単に言うと、身体をリラックスさせ、メンテナンスモード入らせるための神経といえます。

逆に気圧が高くなると”交感神経”が優位になります。

”交感神経”は、身体を仕事や勉強・運動に向かうよう緊張モードに入らせる神経ということができます。

天候が悪くなると頭痛になるというひとは、普段は”交感神経”が優位で脳への血流が抑制されている場合が多いです。

というのも、”交感神経”が優位な状態がつづくと、血管が収縮し、血圧が上がり、血流が悪くなるからです。

このようなひとは、天候の悪化や台風等で気圧が低くなり、自律神経が”副交感神経”が優位になると、頭痛になります。

”副交感神経”が優位になると、一般的に血管が広くなり、血圧が下がり、血流がよくなります。

普段”交感神経”が優位で血流が悪いひとが、気圧の低下で”副交感神経”が優位になると、急激に脳への血流量が多くなり、血管壁の痛みを感じる受容器を刺激して、頭痛を引き起こすのです。台風
台風は、別名熱帯低気圧といいます。

いわば低気圧の極致なので、気圧が低くなると頭痛になるという方は、余計につらいかもしれません。

天候が悪くなると頭痛になったり、体調が悪くなる方は、普段から”副交感神経”を刺激するような生活をこころがけたほうがよいでしょう。

ぬるめの湯にゆっくりつかったり、早めに寝て睡眠時間を十分に確保したり。

逆に、パソコンやスマホ等は脳を興奮させ”交感神経”を刺激するので、使用は控えめにしましょう♪

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理想的な入浴方法

暑い日が続きます。
バスタイム
こんな日はシャワーでさっと済ませてしまうことも多いのでは。

健康な方は、それでもかまいませんが、肩こりや腰痛、冷え症等の身体の不調がある方は入浴方法を変えてみてもよいかもしれません。

今回は「理想的な入浴方法」と題して、身体の不調を整えるための入浴方法について考えてみます。

■シャワーと湯船

免疫力の観点からいうと、シャワーで簡単に済ませるより湯船にきちんとつかったほうが健康にはよいようです。

湯船につかることで、体温をじっくりあげることができます。

体温を上げることで、代謝が上がり汗をかきやすくなります。

また、体温を上げることで身体の免疫機能が働きやすくなります。

ちなみに、体温が1度下がると免疫力は30%下がるといわれているみたいです。

■デトックス効果
デトックス
また、湯船に入って汗をかくことでデトックス(解毒、排毒)の効果もあります。

入浴の時間は20分-40分、できれば半身浴がおススメです。

最初はさらさらした汗がでてきますが、そのうち、油を含んだじっとりとした汗がでてきます。

このときに、最初は身体の余計な水分が排出され、やがて皮脂腺が活発になり、皮膚にたまった化学物質や、活性酸素等が排毒され、効果的にデトックスができるのです。

■湯温

湯温は、体温プラス4度を目安にするとよいでしょう。

この温度が最も疲れがとれるとのこと。

目安は自身が気持ち良いと思える温度です。

■シャワーの効用

ただし、シャワーにも効果的な使用方法があります。

シャワーの温冷を交互にかけることで、間脳の視床下部を刺激し、自律神経を整えることができるのです。

なんとなく疲れが取れない、やる気が出ないという方にはおススメです。

身体の状態に合わせて入浴方法も変えてみてはいかがでしょうか。

夏場に冷えで困っている方も多いのでは。

湯船につかって、疲れた身体はその日のうちにリセットしましょう♪

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自律神経を整える呼吸法

呼吸で自律神経を整えられることはご存知ですか。

肺は、人間がコントロールできない自律神経と、随意的な運動を可能にする運動神経が二重支配している唯一の臓器です。(他の臓器は自律神経のみの支配)

肺がつかさどっている”呼吸”を自発的にコントロールすることで、通常はコントロール不可能な自律神経についてもアプローチすることができるのです。
ヨガ
ちなみに、ヨガの達人等も、呼吸法によって自律神経をコントロールしているようです。

吐く息は、自律神経のうち副交感神経(リラックスを促す)を刺激し、吸う息は交感神経(闘争と逃走を促す。緊張や興奮したときにはたらく。)を刺激するといわれています。

たとえば、仕事で忙しいと、呼吸が浅くなり、酸素不足で疲れを感じることがあるかもしれません。

このような時には意識的に吐く息を長くして、副交感神経を刺激するとよさそうです。

腹式呼吸もおススメです。

ポイントは、口をすぼめて吐く息の量をコントロールしながら、下腹をへこませるようにして、身体中の息を吐ききるようにします。

吐ききったら、鼻から十分に酸素を取り込むように、息を吸います。

このときお腹も膨らませて、息をへそ下の丹田に貯めるように意識するとよいでしょう。

また、吐く時間は、吸う時間の2倍くらいになるように調整してください。

呼吸は、文字通り吐く息が先で、吸うのはあとです。

まずは、肺の中の空気を出し切ることを意識ししてください。

そうすると、自然に深く息を吸うことができます。
腹式呼吸
また、腹式呼吸を行うことで、副交感神経が刺激されリラックスすることができます。

横隔膜が上下するので、腸も刺激されます。

寝る前に行うことで、寝つきがよくなる効果もあるでしょう♪

リラックスしたいときとは逆に、物事に集中したいときには、交感神経を刺激するような呼吸をするとよいでしょう。

ポイントは胸式呼吸をするということ。
胸式呼吸
胸式呼吸とは、主に肋骨の筋肉が主導しておこなわれる呼吸のことです。

まずは姿勢を正して、鋭く口からスッと息を吸います。

このとき、わきを開けるように肘を左右に上げることで、肋骨の筋肉を解放するように意識します。

そして、一呼吸おいて脱力し、上げた肘を下ろすことで、自然に呼気を促します。

何回か繰り返すことで、脳に酸素が十分にいきわたり、交感神経が刺激され、集中力が増してくるのが意識できるでしょう。

呼吸は、自律神経を意識的にコントロールできる唯一の手段です。

上手に呼吸して、疲れにくい健康なカラダをゲットしましょう。

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適量のお酒って?

今回は適切なお酒の量について考えてみたいと思います。
飲酒
自律神経の観点からすると、お酒の飲みはじめは、主に副交感神経が刺激されるようです。

副交感神経とは、身体をリラックスさせる神経のことです。

アルコールは身体にとって異物なので、排泄反射が起こります。

このとき、副交感神経が刺激されるのです。

副交感神経が刺激されることで、血管が拡張して血流がよくなり、呼吸も深くなり、細胞への酸素供給量も増え、リラックスムードになります。

たぶんこの瞬間を味わいたくて、昼間の仕事をがんばれるという向きもおられるのでは。

このようなお酒は心身をリフレッシュさせ、明日への活力がうまれるでしょう。

愚痴や不満を言うのではなく、互いを慰労するような癒しの場にするとよいかもしれません。

ただし、飲みすぎると、今度は交感神経を刺激してしまうようです。
飲酒
交感神経とは、身体を興奮させる神経のことです。

心拍数があがり、血管が収縮して、呼吸は浅くなります。

交感神経が優位のときは、できるだけポジティブな議論になるようこころがけたほうがよいでしょう。

互いの欠点をあげつらったり、会社や上司への不満を口にしてしまうと、ストッパーが効かなくなるかもしれません。

このような状態を過ぎて、さらに飲みすぎると、今度は白血球のうち顆粒球が過剰に活動することで、自身の身体を攻撃し始めます。

ニキビや吹き出物ができたり、色の濃い鼻汁がでてきたり。。。

そして、次の日は二日酔いのつらい状況が待っています。

というわけで、副交感神経が優位のリラックスモードから、少しだけ交感神経が優位に傾き始めたところで切り上げるのがよいかもしれません。

このとき、できるだけポジティブな議論になるよう心掛けたほうがよいでしょう。

副交感神経の時には愚痴を言いあい、交感神経が優位になったら上司や仲間の悪口をいうようなお酒では、かえってストレスが溜まってしまいます。

また、忘れてしまいたいことや、つらいことがあったときには、お酒以外の逃避手段を考えてもよいかもしれませんね。

なお、若いころに過飲を繰り返して、交感神経優位になりすぎると、脳への血流が悪くなってしまうようです。

脳神経がダメージをうけ、将来的に認知症のリスクも増えてしまうとのこと。

やはりお酒はほどほどがいいみたいです。

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PCの連続使用

ぼくは以前IT関連の企業に勤めていました。
PC使用
新人のときから、当時としては珍しかったノートパソコンをひとり1台支給され、デスクワークの時間はほぼPCとにらめっこをしていました。

もしかしたら、1日12時間以上はPCを開いていたかもしれません。

いまの職業についてからは、PCをのぞく時間は1日2,3時間くらいになっています。

サラリーマンをしていたころには感じなかったのですが、PCを2,3時間連続で使用したあと、脳がうまく休んでくれないような感覚があります。

PCは使用していないのに、頭が勝手に働き続けているような感じといえばいいのでしょうか。

今回は、頭と身体に負担をかけているかもしれない、PCの連続使用時間について考えてみたいと思います。

○PCの連続使用による弊害?

PCはテレビを見るのに比べて、2倍目に負担がかかるといわれています。

テレビは遠くから風景として眺めている時間もあるのにくらべて、PCは文章を読んだり、動画を見たり画面を凝視していることが原因のようです。

PCを長時間使用していると眼精疲労をおこすのは、このことが原因のようです。

眼精疲労というと、目の疲れや肩こり程度に考えている方も多いかもしれません。

PCの連続使用による眼精疲労は、交感神経を強く刺激するようです。

交感神経とは、自律神経のうち、身体を興奮状態に導く神経のことです。

このように交感神経が優位な状態がつづくと、血圧が200近くまであがっている場合もあるとのこと。

これは、激怒したときとおなじくらいの血圧ということです。

このような状態がつづくと、単に目が疲れや肩こりだけなく、全身の血流を悪化させさまざまな症状を引き起こします。

特に女性は、過度な冷房等で体が冷えた状態がつづくと、PCの連続使用とのダブルパンチで交感神経を刺激することになるので、注意が必要です。

一説には、近年はたらく女性に乳がんが増えているのも、このような原因があるともいわれています。

○PCの連続使用時間は?

PCの連続使用時間は45分がよいとのこと。

それ以上連続して使用したい場合は、いったん休憩をとって、遠くを見たり、目をつぶったりして、眼を5-10分程度休ませてからのほうがよいでしょう。

また、1日のPCの使用時間は4時間を上限にするとよいでしょう。

これ以上使用すると、1日の疲れをその日のうちに解消できなくなり、眼精疲労が蓄積されていくことになります。

できるだけ、PCの使用時間を減らせるよう、仕事のやり方を見直しても良いかもしれません。

また、ぼくもそうでしたが、依存症的に、なんとなくPCを眺めたり、スマホを見ている方も多いのでは。

このような方は、PCやスマホ以外の時間のつぶし方を考えてはいかがでしょうか。

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気圧とアレルギーの関係

実は、気圧が変化するときにアレルギーがでやすいということはご存知でしょうか。

今回は気圧とアレルギーの関係についてご紹介したいと思います。

○気圧が高くなると?

気圧が高くなると、酸素濃度が高くなり、体内に取り込まれる酸素の量が増え、交感神経が刺激され、身体は活動的な状態になります。

それと同時に血液中には白血球の一種である「顆粒球」が増加するのです。

顆粒球は、最近を貪食(異物を取り込んで、そのまま消滅する)する働きを持つと同時に、貪食の際、活性酸素を発生させるという特徴があります。

○気圧が低くなると?

気圧が低くなると、今度は副交感神経が優位になります。

この時、血液中には「リンパ球」が増加します。

リンパ球は、身体の中に侵入してきた抗原に対して、抗原を破壊するための抗体をつくり、身体を守ろうとします。

顆粒球もリンパ球も、お互いバランスをとりながら、身体を守るための重要な役割を担っています。

しかしながら、自律神経のバランスが崩れて、顆粒球あるいはリンパ球が過剰な状態になると、身体に悪影響を及ぼします。

○交感神経が優位になると?

交感神経が優位な状態が続き、顆粒球が過剰になると、活性酸素が増えて、体内のあちこちが炎症反応を起こします。

そのため、結膜炎、皮膚炎等が起こりやすくなるのです。

たとえば、徹夜あけ等にニキビ等の吹き出物ができるのは、交感神経優位の状態がつづいた証拠でもあるのです。

○副交感神経が優位になると?
アレルギー
副交感神経が優位な状態が続き、リンパ球が過剰になると、抗体が過剰に作られ、抗原の刺激に反応しやすくなります。

つまり、免疫の過剰によってアレルギー体質を引き起こすのです。

花粉症は、杉やヒノキ等の「抗原」にたいして、「抗体」が過剰に作られてしまった結果起こるものなので、副交感神経が優位な状態であるということが言えるのです。

「前日は雨だが、翌日は晴天」あるいは「午前中は晴れていたが、午後から雨が降り、その次の日も天気の悪い日が続く」等という予報の場合には、急激に気圧が変化しやすくなっています。

普段から、自律神経を整えるように心がけることで、アレルギー症状が抑えられる場合もあるようです。

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自律神経と姿勢の関係

姿勢と自律神経が関係していることはご存知でしょうか。

姿勢が崩れ筋肉が凝り固まると、筋肉内の血管が圧迫されて血流が悪くなり、自律神経の乱れにつながります。

姿勢は、心の状態に密接に関係しています。

落ち込んで「はぁ〜」とため息をついているようなとき、何となく下を向いて背中がまるまったような姿勢になっていないでしょうか。

逆に、うれしいことがあると背筋が伸び、胸が開いて心持ち上を向いたような姿勢になります。

このように、心と体は密接につながっています。

マイナスの感情を抱えていると、無意識のうちに猫背になり、身体を支えるための腹筋が弱くなって今います。

すると、さらに姿勢が崩れやすくなって血液循環が悪くなり、結果として肩こりや腰痛、冷え等の様々な不調が現れてきます。

「病は気から」といいますが、「病は姿勢から」ともいえそうです♪

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関連痛の仕組みと自律神経

関連痛という言葉をご存知ですか。

たとえば、内臓機能が低下して、肩こりがおきる場合があります。

このような場合の”肩こり”を、該当する内臓機能低下による「関連痛」と呼びます。

当院の整体でも、患者さんにご説明したうえで、一見痛みと関係ない場所を整体することがあります。

これは、痛みの原因が、痛みとは別の場所で起きていると考えられるからです。

今回はこの関連痛の原理と、関連痛によってどのような症状になるのかについてご紹介したいと思います。

肩こりや腰痛でお悩みの方、もしかしたら、別の場所が原因の「関連痛」かもしれませんよ。

○関連痛はなぜ起こるの?

神経は、大きく中枢神経と末梢神経に分別されます。

中枢神経は、体中の受容器(センサー)から、末梢神経を通じて、絶え間なく信号(インパルス)を受け取っています。

神経路を通る信号(インパルス)はあらゆる組織(筋肉、関節、内臓、皮膚etc)から発生しています。

中枢神経のうち脊髄は、椎間孔という孔(あな)を通じて、末梢(末端)に向かって「運動神経」、「知覚神経」、「自律神経」という3種類の神経を張り巡らしています。
関連痛
たとえば、腰椎と呼ばれる腰の骨の二番と三番の骨の間の孔から出る脊髄神経(L2神経根)は、「運動神経」:大腿前面に向かう神経、「知覚神経」:上部腰椎付近の痛みを感知、「自律神経」:盲腸をコントロールしているといわれています。

つまり、L2神経根自体をコントロールしている脊髄(中枢)神経は、大腿部や上部腰椎の痛み、盲腸等からの信号(インパルス)を絶えず感知しているということになります。

このように、脊髄のセグメント(骨と骨の間から出る神経の束)ごとにコントロールする器官が決まっており、それぞれ決められた数の運動神経や知覚神経のニューロン(神経細胞)があります。

たとえるなら、電話交換台の中継のように、扱える「電話(信号を受け取る器官)」には、脊髄神経の各セグメントごとに決まっているのです。

たとえば、ぎっくり腰等が起きた場合、筋肉等にある痛みを感じる受容器からの信号(インパルス)が、その数/強さが、対応する脊髄神経の許容度を超える場合があります。
神経圧迫
たとえるなら、電話の交換台に担当者の許容範囲を超える電話が、いっぺんにかかってきたような場合です。

すると、それぞれのセグメントをコントロールしている脊髄(中枢)神経の通信能力の限界を越えてしまうのです。

このとき、この信号(インパルス)の電気化学的放出が、本来とは別のサブ神経路(副行進経路)に影響を及ぼし始めます。

そしてこの影響は、脊髄の同根のセグメントの神経に及ぶのです。

すると、中枢神経は信号(インパルス)の情報を間違って解釈しはじめます。

たとえば、胆嚢の機能の不調として伝えられるはずの信号(インパルス)が、肩の痛みとして伝わってしまうような場合です。

これは、胆嚢の機能の不調を感知する「横隔神経」と肩の痛みを感じる「腕神経叢」の一部が、脊髄では同一のセグメントを共有するので、このような現象が起こるのです。

これが関連痛の起こる原理です。

○関連痛の症状

このように関連痛を引き起こすような慢性的な刺激は、自律神経系にも影響を及ぼし、さまざまな筋骨格系の機能障害にを引き起こします。

そして、このような慢性的な刺激は、筋肉(横紋筋)から信号(インパルス)だけでなく、外傷や、内臓反射、感情的苦痛等、様々な原因で発生するのです。

オステオパシーの第一人者であるアプレジャーは、中枢神経の信号の漏れ現象(溢流現象)を以下のような3つに分類しています。

1.過敏

神経信号(インパルス)の溢流現象によって、痛みの閾値が減少することにより、小さな刺激で大きな痛みを感じます。

たとえば、ぎっくり腰の直後等に、少し姿勢を変えようとしただけで大きな痛みをともなうような現象です。

2.溢流

神経路を通る信号(インパルス)が特定性をなくし、周囲の神経路に流れだし、症状が大きく拡散します。

たとえば、上腕二頭筋で外傷を受けた場合、頸椎5番セグメントにその情報が伝わります。

このとき、神経の信号(インパルス)が高頻度で許容量を超えてしまうと、他の棘上筋、小円筋、肩甲挙筋、小胸筋等別の筋肉があふれ出た信号をうけとり、筋肉が固まったり、痛みを伴ったりします。

3.自律神経ジストロフィー

自律神経の神経節が過剰に活性化してしまいます。

このとき、免疫力が低下したり、血液の循環障害、老化の加速、末梢細胞の劣化等を引き起こす場合もあるようです。

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痛みは身体からの信号です。

この信号を正しくうけとって、原因となる箇所を治療しないと、いつまでたっても痛いままということになります。

一時的にこの信号を麻痺させる(麻酔等)治療は、長い目で見ると体に大きな負担をかけていることになります。

どうしても治らない痛みがある場合、是非信頼のおけるカイロプラクティックフィジシャンのところで施術を受けてみてください♪

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体に悪いことをしたほうが免疫力が上がる?

bad for health

いままでこの記事も何度か、免疫力を落とさないためのヒントについて記載してきました。

自律神経のバランスを整えるため規則正しい生活を送る、玄米菜食、身体を温める、ストレスをためないetc。。。

ただし、このような原則をときどきやぶった方が、免疫力を上がる場合があるようです。

たとえば、規則正しい生活をしていると、自律神経が整い、交感神経と副交感神経が程よいバランスで均衡しています。

当然、ふだんから不規則な生活をしているひとよりも、免疫力は高いといえるでしょう。

ただし、このような自律神経のバランスが均衡している状態では、それ以上の免疫力の向上は見込めないともいえるのです。

実際、人間は不均衡状態からの、リカバリー時にさらに強力に免疫力が向上するという側面もあるようです。

飢餓状態になると活性化する遺伝子もありますし、人間はピンチの場面におかれた方が、本来もつ力を発揮できることもあるのです。

たとえば、ウィルスに感染して風邪をひいたとします。

このとき、人間は白血球のなかのリンパ球の数を増やして、ウィルスに対抗しようとします。

結果として、熱が上がり、うんうんうなされることもあるでしょう。

また、最近免疫力をつかさどる器官として注目されている「腸」でも、腸内の善玉菌がウィルスと闘った結果、その残骸が下痢として排出されるかもしれません。

このようなウィルスとの戦闘の結果、身体は風邪をひく前よりも強い免疫力を手に入れることができるのです。

小さいころ病気がちだった子のほうが長生きするといわれるのは、このような病原菌等との戦闘の結果、強力な免疫力を手に入れた結果ということもできるかもしれません。

ですので、風邪をひかないことより、数年に一度でも小さい風邪をひいたほうが、免疫力はあがっていることもあるかもしれないのです。

このような、身体のリカバリー機能を利用したものとして、筋力トレーニングの「超回復」があげられます。

筋肉は、一般的には鍛えると強く大きくなるものですが、その刺激に身体が慣れてしまうと、筋肉は発達を止めてしまいます。

筋肉が際限なく大きくならないように、遺伝子がストップをかけるのでしょう。

したがって、筋力トレーニングでは、継続的に筋肉を大きくするため、限界より少し超えるような刺激を与え続けるようにするのです。

このようなトレーニングをした後は、筋肉は微細な損傷を受け、トレーニング前より一時的に筋力が低下し、筋肉中のグリコーゲンが枯渇します。

その後、身体はリカバリーしようとして、結果としてトレーニング前より強く、大きな筋肉へと発達するのです。

これが超回復の原理です。

話は脱線しましたが、まとめると、免疫力を高めるには、規則正しい生活を送る、玄米菜食、身体を温める、ストレスをためないという原則を守りつつ、週に1回くらい夜更かししたり、焼肉を食べたり、二日酔いになるくらいまで飲んだりしてはめをはずしたほうがよいかもしれないということなのです。

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〒211-0011
  神奈川県川崎市中原区下沼部1760-4 ventvert(ヴァンヴェール)コスギ1Fの整体院

JR南武線 向河原駅より徒歩1分
JR横須賀線 武蔵小杉駅(新南口)より徒歩5分
東横線 武蔵小杉駅より徒歩13分

※駐輪場あります。
※駐車場はお隣のコインパーキングをご利用ください。
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