危険なダイエット 美健ガイド社

ダイエット

まえがき

近年、ダイエットいう言葉が一般化されています。

ダイエットという言葉は本来「規定する」という意味です。

つまり、ダイエットというのは、体重の多い人が減量する場合だけではなく、体重が少ない人が正常な体重に増量するのもダイエットなのです。

しかしながら、多くのひとは減量することイコールダイエットと考えているようです。

理由は明白で、日本人の体格が戦後急激に大型化してしまったことにあります。

ちなみに、昭和20年までの平均身長は、男性は150cm代、女性は140cm代でした。

戦後、これだけ急激に大型化してしまうと、それを支える内臓の負担が過度に増大し、結果として成人病・小児成人病という、以前は見られなかった疾患が生み出されるようになりました。

ですので、不自然な体躯に対するダイエットが必要になり、さらに、誤ったダイエットによって新たな疾患も生み出されてしまうようになりました。

今回の推薦図書では「危険なダイエット」をテーマに、やってはいけないダイエットにフォーカスしています。

正しい食生活や運動について再考する機会になれば幸いです。

ダイエット幻想

特に思春期や更年期の女性はホルモン分泌のバランスが崩れ、自律神経が不安定になり、うつ状態になりやすいといわれています。

というのも、女性ホルモンは脳の視床下部というところから分泌命令が出されますが、視床下部は同時に自律神経もコントロールしているからです。

つまり、思春期や更年期等女性ホルモンの分泌が狂いやすい時期には、視床下部が混乱し、自律神経も制御できない状態になりやすいのです。

この時、自分の存在価値を認められないとい「妄想」が起こりやすくなります。

たとえば、思春期には第二次性徴により、女性らしく体型が変化し、それにともない体重も変化します。

このとき、全体が太るのではなく、胸、尻、二の腕、太もも等がふっくらしてきますが、これは女性として健康的な体重な増加といえます。

しかしながら、「妄想」状態にあると、このような思春期特有の変化を受け入れられずダイエットに走ってしまうことが多いようです。

また、思春期のダイエットは美醜にこだわるあまり、過激になりやすい傾向にあります。

これは、健康に無関心で、体力があるので無理がきき、将来的な影響への認識が甘いことに原因があります。

思春期のダイエットは、短期集中型(1か月で10kg減量等)や過激な食事制限を行う傾向にあります。

他方、更年期にもプロゲステロン等の女性ホルモンの分泌が抑制されるため、体内で女性ホルモン様の物質を補完すべく、脂肪を貯めやすい状態になります。

この場合にも体型が変化しますが、これも加齢にともなう自然な増量ということができそうです。

しかしながら、上記のとおり、更年期の女性ホルモン分泌の狂いや、家事や育児、仕事等のストレスから自律神経が乱れてしまうと、「妄想」状態になり、過激なダイエットに走ってしまうケースがあるようです。

ダイエットの悪影響

過激なダイエットをすると以下のような悪影響があります。

1.子宮・卵巣・生殖器への悪影響
婦人科疾患や不妊症に至る可能性があります。

2.皮膚・臓器・精神への悪影響
肌荒れ、髪のパサつき、
便秘、冷え・消化不良・免疫力低下・貧血、
不眠・気力・集中力・学習能力低下、
成長不全・筋肉量の低下・骨粗鬆症

3.社会生活への悪影響
特に思春期の場合、他者との行動を避けるようになるため、通常の社会生活が送れなくなる場合があります。

4.摂食障害
特に思春期の場合、過激な糖質制限による栄養失調に陥り、精神障害を発症すると「自分が太っている」という妄想が現れます。
それが悪循環となり摂食障害を引き起こします。

5.隠れ肥満
極端に食事を減らし、活動量が低下し、筋肉量が減り、新陳代謝が低下した場合に起こります。
減量しても、脂肪細胞の数は変わらないためリバウンドを繰り返しやすくなります。

危険なダイエット

中年以降のダイエットでは以下のことに気を付けた方がよさそうです。

1.無理な運動をしない
ムリな運動は怪我や突然死を招く場合があります。

また、有酸素運動のやり過ぎは活性酸素が大量に発生し、老化を早めます。

関節を損傷した場合、関節や骨、筋肉等の運動器が衰える、ロコモティブシンドロームになりやすい傾向にあります。

とくに、膝痛・腰痛・骨粗鬆症の人は要注意です。

2.薬物療法にたよらない
ダイエットを標ぼうする以下のような薬物は副作用や身体の害になる可能性があるため、できるだけ避けた方がよさそうです。
・食欲抑制剤
麻薬系薬物の副作用である「食欲不振」にフォーカスし開発されたもの。不眠や不快感、動悸、高血圧、肝臓障害等の副作用あり。

・脂肪吸収抑制剤
本来は、食事脂肪がある場合のみに効果を発揮。脂肪を含まない食事で服用すると、胃のもたれや腸の不快感を生じることがある。

・糖質吸収抑制剤
妊婦や、精神安定剤、糖尿病薬を服用したり、肝臓・腎臓・胃腸に障害がある場合は使用禁止。低血糖や腹痛、食欲不振、排便回数の増加等の副作用あり。

・脂肪燃焼効果剤
妊婦や授乳中の女性、腎臓疾患や心臓疾患、高血圧、糖尿病の人は使用禁止。動悸や嘔吐・頭痛・めまい・悪心等の副作用あり。

3.危険な医療を避ける
脂肪吸引や脂肪溶解注射等の治療は、事故の可能性があるのでおススメできません。

理想的なダイエット

ダイエットの本質は、体重ではなく身体の美しいラインが大切です。
シェイプアップされた、女性らしいボディラインを目指しましょう。

そのポイントは以下の3つです。
1.適正な栄養の食事
2.運動
3.長期計画

1.適正な栄養の食事
成長期に身体を動かしよく寝ることは、成長ホルモンの分泌を促し、さまざまな器官を成長させます。

結果的に、その後の一生を痩せやすくするので、ダイエットには最も効率が良い方法です。

また、ホルモンの原料は主に糖質や脂質を原料としています。

脂質が足りないと、自然の減量効果のあるホルモンの分泌が阻害される可能性があります。

たとえば、レプチン(満腹感を伝えるはたらき)やアディポネクチン(脂肪を減らし、血糖値を下げる働き)等のホルモンです。

したがって、脂肪が適正量にたりないとむしろ太りやすくなるのです。

適切なダイエットのために、適正に食べるべき食品は以下のとおりです。

○適切な脂肪の摂取
EPAやDHA等の脂質を多く含む魚(さんま、あじ、いわし)亜麻仁油、グレープシードオイル

○ビタミンを多く含む食品
野菜、ウナギ

○ミネラルを多く含む食品
ナッツ等の木の実、海藻、根菜類

○適切なたんぱく質の摂取
魚・大豆
逆に避けるべき食品は以下のとおりです。
○畜肉由来の脂肪
牛乳・バター・ラード等

○加工食品(カロリーだけあり、栄養素が足りない。)
パン・ハンバーガー・コンビニ弁当・レトルト食品

○白砂糖を多く含んだもの
コーラ・ジュース・アイスクリーム
また、ダイエット中は精神的に不安定になりやすいため、ビタミンB群や必須脂肪酸(EPA、DHA)等も積極的に摂取したいところです。
2.運動
運動については特別なことではなく、日常生活で楽にでき、継続できることが重要です。

たとえば、拭き掃除や雑巾がけ、窓ふき等で全身の筋肉をまんべんなく動かすことができます。

ラジオ体操やウォーキング等も有効です。

また、肩甲骨を積極的に動かすことも重要です。

肩甲骨の周りには脂肪代謝アップのための褐色脂肪細胞があります。

したがって、肩甲骨を回して刺激するとエネルギーが消費されやすくなり痩せやすい身体になるのです。

大股で、腕を大きく振るウォーキング等も有効です。

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結局はダイエットに近道はなくて、地道に食生活を改善し、日常生活でできる運動を続けることが重要です。

体重だけにこだわらず、適切なダイエットをして、シェイプアップされた健康的な身体をゲットしましょう。

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