『肝臓をいじめないで!!』 美健ガイド社


肝臓

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「沈黙の臓器」といわれる肝臓

その名のとおり、少々痛めつけられても、あきらかな症状としてあらわれることはめったにありません。

しかしながら、肝臓の機能が低下すると「疲れやすい」「だるい」等と感じることがあります。

また、身体のデトックス(解毒)機能の多くを肝臓が担っているといわれています。

意外と知られていない肝臓の機能。

今回ご紹介する本をご覧いただき、肝臓の機能を再確認いただくとともに、肝臓が元気に働くことで、健康な生活を送るヒントになれば幸いです。

■肝臓の機能とは

肝臓には、門脈とよばれる肝臓独自の血管があります。

門脈は胃、十二指腸、小腸、大腸、すい臓、腎臓とつながっています。

消化管で吸収された栄養素の80%はこの門脈を通じて肝臓に送られてくるといわれています。

また、肝臓を行き交う血液の量は、体の血液量の1/5にあたるとも言われています。

肝臓には大きく分けて下記の四つの機能があります。

○物質代謝作用

身体に取り入れた栄養素を、体が利用しやすいように作り替える働きです。

たとえば、コメ等の糖質はインスリンの力を借りて、ブドウ糖(グルコース)に作り変えられます。

糖質は、ブドウ糖になって初めて身体で使えるエネルギー源となるのです。

たんぱく質はアミノ酸に分解され、身体の材料や様々な酵素につくりかえられます。

脂質は、胆汁酸の力を借りて、脂肪酸とグリセリンに分解されます。

また、ビタミンやミネラルの吸収と作り替えも行っています。

果物や野菜から摂取したアスコルビン酸は、肝臓でビタミンCに作り変えられます

○貯蔵作用

脳はブドウ糖を主なエネルギー源とします。

肝臓では、いつでもぶどう糖が脳に供給できるように、余ったぶどう糖をグリコーゲンとして貯蔵しています。

○解毒作用

肝臓は、細菌等の異物・アルコール・食品添加物等の有害物質を無害化し対外に排泄しています。

経口で摂取した薬も、腸から吸収されたあと、門脈を通じ肝臓へ運ばれ、無毒化されたあと、心臓へ運ばれ、全身に送られるのです。

肝臓機能が低下し、解毒力や老廃物処理能力が低下すると、体内の有害が増えこのようなことが起こります。
★免疫力の低下
★血液の汚染
★腸内の腐敗
○胆汁の生産

肝臓はコレステロールと胆汁酸を原料にして、胆汁をつくります。

肝臓で作られた胆汁は胆嚢に貯蔵されます。

胆汁は脂肪酸を乳化させて小腸での消化・吸収に重要な役割を果たしています。

脂肪分が体内に入ってくると、十二指腸と小腸に胆汁を放出します。

また、肝臓はコレステロールを胆汁の材料として使うことで、血中のコレステロール濃度の調整も行ってします。

■肝臓の機能が低下すると

○脂肪肝

上記のとおり、肝臓血中のコレステロール濃度の調整を行っていますが、動物性脂肪をとりすぎたりして、血液中のコレステロールが過剰になると脂肪肝になるといわれています。

全国に1,500万人以上いるとのこと。

脂肪肝とは、肝細胞のひとつひとつに必要以上の脂肪が貯まってしまう症状のことです。

脂肪肝には「アルコール性脂肪肝」と「非アルコール性脂肪肝」に大別されます。

昔は、長期間のアルコールの大量摂取が脂肪肝の主な原因でした。

しかしながら、近年ではお酒を飲まない人でも、動物性の脂肪や甘いもののとりすぎで脂肪肝になるひとが急増しています。

○肝炎

肝炎は、肝細胞が破壊されて炎症がおこるため下記のような症状が現れます。
★全身の倦怠感
★発熱
★吐き気
★黄疸
肝炎は大別して「アルコール性肝炎」と「ウィルス性肝炎」があります。

アルコール性肝炎は、アルコール性脂肪肝が悪化した状態です。

肝炎の初期であれば、禁酒することで肝臓機能改善の見込みがあります。

ウィルス性肝炎とは、ウィルスの感染によっておこる病気です。

肝炎の8割以上が、ウィルス性肝炎と言われています。

ウィルス性肝炎には6種類ありますが、今回は特にA型、B型、C型肝炎についてご説明します。
★A型肝炎

A型肝炎は食べ物や飲み物を介して感染します。

A型肝炎の記すは血中よりも胆汁の中に多く排泄されるため、便に混じって体外に出ていきます。

A型肝炎に感染しても、たいした症状がでないまま治ってしまうことがあります。

また、一度感染すると抗体ができ、再びA型肝炎になることがありません。

A型肝炎に感染すると、だるく疲れやすくなります。

これは、肝臓のエネルギーをためたり、取り出したりする機能が低下し、エネルギーを貯められず、身体にエネルギー供給できない状態になるためです。

また、脂肪を吸収するときの胆汁の分泌も悪くなるため、食欲不振や吐き気がおきることがあります。

★B型肝炎

国内でB型肝炎に感染しているのは100万人から150万人といわれています。

但し、症状は軽いことが多く10人中9人は肝炎に気づかないまま治ってしまうといわれています。

B型肝炎は、性行為・輸血・ピアスの穴開け・鍼灸の針・剃刀の歯・歯ブラシ・母子感染等、血液や体液を介して感染します。

★C型肝炎

C型肝炎に感染している人は、全国に200万人以上いるといわれています。

C型肝炎が蔓延した原因は、予防接種等での注射器の使い回しや、医療現場で輸血や止血に使われた血液製剤です。

厚生労働省・医学界・製薬会社の怠慢が原因といわれています。

C型肝炎に感染すると、症状の重さに差はあるものの、約8割の人が慢性肝炎になるといわれています。

肝炎が慢性化すると、長い年月をかけて肝硬変に進行します。

肝硬変がひどくなると、肝臓がんへ進行する場合も多いのです。

肝臓がん患者の8割がC型肝炎ウィルスの感染者といわれています。
■肝臓によい食事とは?

肝臓は常に酷使されているので、細胞の新陳代謝が激しいのです。

したがって、肝臓は肝細胞を新しく作り替えるために、良質のたんぱく質が必要となります。

また、肝臓は身体の化学工場としての役割も担っているので、代謝の時に必要なビタミンやミネラルも必要となります。

一般に肝臓によいといわれている食品でも、肝炎がある場合には一転して、肝炎を悪化させる食品になるという説もあります。

これらの条件をすべて満たす食事として、和食を中心とした旬に即した食事を摂ることが重要となります。

パンではなく、ご飯できれば玄米等の精製度の低い炭水化物。

蛋白質は、動物性のものをなるべくさけ、大豆や小魚小エビ、手のひらに乗るサイズの旬の魚から。

ビタミン・ミネラルはその地方で取れる、色の濃い野菜。

そして、暴飲暴食を避けることが重要となります。

このような食事は肝臓だけでなく、身体にやさしく人間にもっとも理想的な食事としてマクガバンレポートにも記載されています。

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